済州(Jeju)夕日の頂点、サラボン(Sarabong)で出会ったサボンナクジョ(Sabong-nakjo)の温かい慰め

済州(Jeju)の空が紫色に染まる時間、サラボン(Sarabong)

済州空港(Jeju Airport)に到着して荷物を解き、真っ先に足を運んだ場所は、済州市(Jeju-si)コニプ洞(Geonip-dong)のサラボン(Sarabong)だった。トンムンロータリー(Dongmun Rotary)の近くで、低い丘なので軽く登れると聞き、スニーカーの紐を締め直して出かけた。サラボン(Sarabong)の入り口に到着すると、モチュンサ(Mochungsa)が迎えてくれる。静かな寺院の気配を過ぎ、なだらかな坂道を歩き始めると、潮の香りが混ざった風が頬をかすめる。森の道に差し込む午後の日差しが木の葉に当たり、細かく砕ける様子がとても美しかった。

サラボン(Sarabong)は済州(Jeju)市民の日常的な憩いの場であり、旅行者にはオルム(Oreum)の楽しみを存分に感じさせてくれる場所だ。頂上を目指して登っていくと、いつの間にか荒い息遣いは消え、足元に済州市(Jeju-si)の全景が少しずつ広がっていく。北側には果てしなく続く済州(Jeju)の海が、南側には雄大なハルラサン(Hallasan)がそびえ立つ光景。この道を歩くだけで、体と心の緊張がほぐれる気分だった。

瀛洲12景(Yeongju 12-gyeong)の一つ、忘れられないサボンナクジョ(Sabong-nakjo)の魔法

サラボン(Sarabong)に登る理由を問われれば、迷わず「サボンナクジョ(Sabong-nakjo)」を挙げるだろう。昔の済州(Jeju)の人々もここから眺める夕日を最高としていたそうだが、自分の目で確認してその理由がわかった。ソンサンイルチュルボン(Seongsan Ilchulbong)の昇る太陽が強烈な生命力を宿しているとすれば、サラボン(Sarabong)で出会う太陽は、ゆっくりと海の下へと染み込み、世の中全体を温かなオレンジ色に染め上げる。

日が地平線の向こうに姿を隠す頃、港に停泊した船が一つ、また一つと明かりを灯し始めた。都市の人工的な光と自然の夕日が混ざり合って作り出す神秘的な夜の色彩は、カメラのレンズでは到底収めきれない感動だった。港の方から聞こえてくる微かな船の汽笛の音と夜風の冷たさが妙に調和し、ようやく済州(Jeju)に来たことを実感した。上り坂を登って少し汗ばんだ背筋が冷め、平穏が訪れるその瞬間、一人旅に来た甲斐を存分に味わった。

歩いて、また歩きたくなる済州(Jeju)の港の夜

サラボン(Sarabong)の裏側に足を運び、ピョルドボン(Byeoldobong)の方を眺めた。東側にはパラグライダーの滑空場があるピョルドボン(Byeoldobong)が頼もしく座を構えており、時間が許すならサラボン(Sarabong)とピョルドボン(Byeoldobong)を結ぶコースをすべて歩いてみるのも良い選択だ。サラボン(Sarabong)の麓にあるウダン図書館(Udang Library)の方から始まり、済州港(Jeju-hang)を経てタプドン(Tap-dong)まで続くドライブコースはかなり有名だ。車で走るのも良いが、夜風に当たりながらゆっくり歩く散策路は、何物にも代えがたいロマンをプレゼントしてくれる。

サラボン(Sarabong)は華やかな観光地ではないが、済州(Jeju)の日常に最も近く触れられる場所だ。遅すぎない午後に登って日が沈む風景を眺め、暗闇が深まる前に市内の明かりを鑑賞しながら降りる道。その短い旅の中で、済州(Jeju)という島が持つ素朴だが深い優しさを感じた。次に済州(Jeju)に来るときは、その時は好きな音楽をイヤホンで聴きながら、もう一度この道をゆっくりと歩いてみたい。

よくある質問

サラボン公園(Sarabong-gongwon)を訪れるのに最も良い時間帯はいつですか?
午後の遅い時間、日没の1時間前くらいに訪問して、頂上で日が沈む「サボンナクジョ(Sabong-nakjo)」を鑑賞し、日が沈んだ後の済州市内(Jeju-si)の夜景まで一緒に楽しむことをおすすめします。
サラボン公園(Sarabong-gongwon)の近くで一緒に見て回れる場所はありますか?
公園の入り口にあるモチュンサ(Mochungsa)をはじめ、東側に隣接するピョルドボン(Byeoldobong)があります。時間に余裕があれば二つの場所を連携して散策したり、済州港(Jeju-hang)とタプドン(Tap-dong)海岸道路のドライブコースを一緒に楽しんでみてください。

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