済州(Jeju)旅行の最後を赤く染めるサラボン(Sarabong)、瀛洲十景(Yeongjusipgyeong)サボンナクジョ(Sabongnakjo)の感動

済州港(Jeju-hang)を見下ろす松林道の情趣

済州(Jeju)での最後の日午後、飛行機の時間に追われるように去るのが惜しくて選んだ場所は、まさにサラボン(Sarabong)でした。済州市(Jeju-si)サラボン洞キル(Sarabong-dong-gil)61に位置するこの場所は、都心から近いですが、入り口に入った瞬間、鬱蒼とした松が放つ爽やかな森の香りが、都会の騒音をたちまち消し去ってくれました。緩やかな傾斜に沿って登る道、足元からはサクサクと赤いソンイ(Scoria/火山灰)を踏む音が心地よく聞こえてきました。頂上まで続く道は急ではなく、軽い散歩を楽しむのにこれ以上ないほど最高でした。

途中で息を整えながら振り返ると、次第に遠ざかる済州(Jeju)市内の風景が目に入ります。北側には果てしなく広がる青い海のきらめきが輝き、南側には雄大なハルラサン(Hallasan)が黙々とその場を守り立っています。風に乗って運ばれてくる塩辛い海の香りと森の香りが混ざり合い、済州(Jeju)ならではの独特な空気を作り出すこの場所で、ようやく本当の旅行をしているという実感が湧いてきました。

瀛洲十景(Yeongjusipgyeong)サボンナクジョ(Sabongnakjo)、赤く燃える海と向き合う

サラボン(Sarabong)を訪れる最大の理由は、間違いなく「サボンナクジョ(Sabongnakjo)」です。昔の人々が済州(Jeju)で最も美しい十カ所を選んだ瀛洲十景(Yeongjusipgyeong)の一つが、まさにここから眺める夕焼けだというので、期待せずにはいられませんでした。頂上に到着し、日が沈むのを待ちながら眺めた風景は、まさに絶景でした。海の向こうに落ちる赤い太陽が、水平線と海全体を赤い色に染め上げる時、この世のすべての騒音が止まったかのような静寂が訪れました。

頂上には八角亭があり、しばらく滞在してこの風景を心に刻むのにとても良かったです。義兵抗争記念塔(Uibyeong Hangjaeng Ginyeomtap)を過ぎる時に感じる重厚な歴史の息吹も忘れられません。体力鍛錬施設を利用しながら、早朝や遅い午後に日常を共にする地元住民の活気ある姿も、済州(Jeju)旅行の生き生きとした断片となってくれました。

サラボン(Sarabong)旅行をさらに完璧にするささやかなヒント

サラボン(Sarabong)は実は旅行者よりも地元住民に愛されている空間です。そのためか、いたるところに水飲み場やトイレのような付帯施設が細やかに管理されていました。訪問を計画されるなら、日が沈む約40分前くらいに到着し、余裕を持って頂上に登ることをおすすめします。夕焼けが始まる短い瞬間を存分に楽しめるからです。

サラボン(Sarabong)だけを回るのが惜しければ、東側に続くピョルドボン(Byeoldobong)まで連峰として楽しむのも良いでしょう。二つのオルム(Oreum/寄生火山)を結ぶ道は歩きやすく、景色も素晴らしいですよ。南側の麓に位置するモチュンサ(Mochungsa)も、時間が許せば一緒に立ち寄ってみてください。大げさな準備物は必要ありません。履き慣れた運動靴と、沈む太陽を最後まで見守れるくらいの少しの余裕さえあれば、サラボン(Sarabong)はあなたの済州(Jeju)旅行リストの中で最も強烈な記憶として残ることでしょう。

よくある質問

サラボン(Sarabong)は登るのにどれくらい時間がかかりますか?
人によって違いはありますが、ゆっくり歩いて頂上までは20分から30分ほどで十分到着できる緩やかなコースです。
周辺に一緒に行くべき場所はどこですか?
すぐ東側に続く「ピョルドボン(Byeoldobong)」があり、併せて歩くのに良く、下の方にはモチュンサ(Mochungsa)が位置しています。
サラボン(Sarabong)を訪れるのに良い時間帯はいつですか?
サボンナクジョ(Sabongnakjo)という名前がついているだけに、日が沈み始める日没40分前後を目安に訪問し、頂上で夕焼けを鑑賞することを一番おすすめします。

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