雲の上を歩くような冬の記録、平昌(Pyeongchang)・桂芳山(Gyebangsan)でのまぶしい朝
2026-04-20
足元に触れる冷たい空気、雲頭嶺(Unduryeong)から始まった季節
早朝の空気を切り裂いて江原特別自治道(Gangwon-do)平昌(Pyeongchang)へ向かう道は、いつもときめきと緊張が交差します。標高1,577m、五台山(Odaesan)国立公園の長男格である桂芳山(Gyebangsan)に出会うため、雲頭嶺(Unduryeong, 江原特別自治道平昌郡龍坪面雲頭嶺路1243)に到着したとき、真っ先に迎えてくれたのは頬をかすめるように通り過ぎる、冷たくて澄んだ風でした。標高が高いためか、都心の空気とは次元が違う、肺の奥深くまで染み込む清涼感が精神を研ぎ澄ましてくれました。
冬の登山の醍醐味は、やはり足元から聞こえてくる「キュッキュッ」と雪を踏む音でしょう。雲頭嶺(Unduryeong)休憩所から出発して頂上を目指す道は、決して急ぐ必要はありません。緩やかな稜線に沿って登っていると、いつの間にか木々の間から差し込む日差しが雪の上に絵を描き、その風景の中に混じって歩いていると、自分が山の一部になったような気分になることがあります。
時が止まったようなイチイの群生地と頂上のパノラマ
桂芳山(Gyebangsan)を歩く楽しみの一つは、四季折々に異なる顔を見せてくれる自然に出会うことです。水楢(ミズナラ)の群生地を過ぎて向き合ったイチイの群生地は、まるで時が止まったような神秘的な雰囲気を醸し出しています。数百年という歳月に耐えてきた木々の奇妙な姿を見ていると、ただ黙々とその場を守り続けてきた生命の偉大さに、自然と頭が下がります。
頂上にたどり着いたとき、目の前に広がった風景は、それまでの疲れを一瞬で洗い流すのに十分でした。雪岳山(Seoraksan)から五台山(Odaesan)、泰岐山(Taegisan)まで続く白頭大幹(Baekdudaegan)の壮大なパノラマは、まさに自然が描き出した一枚の水彩画のようでした。視界が開けた展望台の上に立ち、山脈が幾重にも重なる様子を眺めていると、世の中の悩みはとても小さな点のように感じられました。頂上で息を整えながら飲む温かいお茶一杯、その温もりが何よりも甘く感じられる瞬間でした。
桂芳山(Gyebangsan)をより深く楽しむ旅人の視線
桂芳山(Gyebangsan)は総距離約8.9kmのコースで構成されています。私は雲頭嶺(Unduryeong)から出発し、頂上を経てイチイの群生地を見て下山する第1コースをお勧めしたいのですが、登山に慣れていない方なら、第2コースを通じて緩やかな稜線を楽しんでみるのも良いでしょう。登山靴は必須で、高山地帯であるだけに急な天候の変化に備えて、ウィンドブレーカーや予備の服を準備するのは必須だということはご存知ですよね?
ここを訪れるのに最適な時間帯は、断然早朝です。山の下から始まる雲海を鑑賞し、日差しが頂上の雪を照らし始める時にその輝きを見ていると、心の奥深くまで澄み渡るような気分を感じることができます。下山時に李承福(Lee Seung-bok)生家や権大監(Kwon Daegam)岩をゆっくりと見て回るのも、桂芳山(Gyebangsan)の時間を十分に楽しむ方法の一つです。平昌(Pyeongchang)の広い懐を感じることができる桂芳山(Gyebangsan)、次に訪れる季節には、カタクリの花が満開の春の風景を想像してみます。
よくある質問
- 桂芳山(Gyebangsan)登山時に注意すべき点はありますか?
- 標高1,577mの高山なので天候の変化が激しいです。体温維持のためのアウターとともに、冬の登山時にはアイゼンとスティックを必須で準備することをお勧めします。
- 初心者が行くには険しすぎませんか?
- 桂芳山(Gyebangsan)は登山コースが比較的緩やかで、上り下りが適切に配置されているため、飽きずに登ることができる山です。ただし、総距離が約8.9kmと短くはないので、十分な体力配分が必要です。