済州(Jeju)の青い息吹が宿る場所、翰林公園(Hallim Park)でのゆったりとした散策
2026-06-11
ヤシの木の間を吹き抜ける済州(Jeju)の風を感じながら
久しぶりに訪れた済州(Jeju)、足が向いた先は翰林邑(Hallim-eup)にある翰林公園(Hallim Park)だった。1971年から一人の手によって開拓された10万坪の荒れ地が、今やこれほど鬱蒼とした森になったという事実に、ふと驚異を感じる。入り口に入った瞬間、背の高いヤシの木々がまるで異国的な風景をプレゼントするように、空に向かって涼しげに伸びていた。潮風が混じった塩の香りと、緑の葉が触れ合って立てるカサカサという音が耳元をくすぐった。
道を歩いていると、なぜこの場所に世界的な要人たちが訪れるのか少しわかった気がする。無理に作り上げたものではなく、自然の成り行きに従って黙々とその場を守り続けてきた木々が放つ気運が、とても温かかった。足元には季節ごとに表情を変える名もなき花たちがひっそりと咲いており、歩いている間中、土の匂いと草の匂いが鼻先を漂い、心まで浄化される気分だった。
石と木が伝える済州(Jeju)の時間、再岩民俗村(Jaeam Folk Village)
単に花を見るだけの公園ではないという点が、この場所の魅力だ。済州石盆栽園(Jeju Stone and Bonsai Garden)では、長い歳月を耐えてきた盆栽たちが重厚な石と調和し、芸術的な風景を醸し出している。小さな木一本が持つ生命力がどれほど強靭なのか、しばらく見入ってしまう。続いて向き合った再岩民俗村(Jaeam Folk Village)は、まるでタイムマシンに乗って過去の済州(Jeju)に戻ったかのような錯覚を呼び起こした。藁を編んで作った茅葺き屋根の家々と、その周りを囲む石垣は、済州(Jeju)の昔の姿をそのまま留めていた。華やかではないが、懐かしい風景の中で済州(Jeju)の時間がゆっくりと流れているようだった。
より深く楽しむための旅行者のヒント
翰林公園(Hallim Park)はかなり広い敷地を誇る。すべてのエリアをじっくり見るには、履き慣れた靴が必須だ。私は日差しが強すぎる昼間よりも、朝早く訪問して公園の爽やかな空気を先に吸う方を選んでいる。ここをすべて見て回った後は、すぐ近くにある挟才(Hyeopjae)海水浴場や金陵(Geumneung)海水浴場に立ち寄るのが王道だ。エメラルド色の海を背景に、遠くに浮かぶ飛揚島(Biyangdo)を眺めながらコーヒーを一杯飲めば、翰林(Hallim)での一日がこれ以上ないほど完璧なものになる。季節ごとに咲く花が異なるので、訪問前にどんな花が咲いているのか軽く検索してみることも、楽しい旅行を作る方法の一つだ。
翰林公園(Hallim Park)は単なる観光地を超え、済州(Jeju)の自然と人間がどのように共存できるかを見せてくれる空間だ。複雑な都会の騒音を忘れ、少しゆっくりと、自然のスピードに合わせて歩きたい日にまた訪れたい。
よくある質問
- 翰林公園(Hallim Park)を見て回るのにどれくらい時間がかかりますか?
- 公園が10万坪規模で非常に広いため、散策するようにゆったりと見て回るには、少なくとも2時間から3時間程度、余裕を持って訪問されることをお勧めします。
- 訪問するのに一番良い時間帯はいつですか?
- 午前早くに訪問されると観覧客が少なく、閑散と散策を楽しめるため、森の澄んだ空気を満喫するのに適しています。日差しが強い昼の時間帯であれば、日傘や帽子を準備されることをお勧めします。